学生生活(学生課)

課外活動 活動報告

Activate NRL(活動報告)

2024.02.29

名称 「本」を通じた「であい」「つながり」「かわり」の創出
グループ名 Activate NRL
開催日 2023年4月~の各実施日
場所 南山大学
SNS

Twitter:@Activate_NRL
Instagram:@activate_nrl

内容

Activate NRLは、書籍に関する様々なイベントを企画・実施することで、学生がより書籍に親しむとともに、書籍を通した発見や視野の拡大を体験する機会を創出します。また、学生がこれらのイベントに参加することで、様々な情報ツールの発展に伴い、軽視されがちな「本」の魅力・有用性を再発見することを目標とします。

今年度は、C棟食堂「SWEETS MAGIC Lab.」とのコラボメニューの開発と販売、冊子「ほんとの私。」の作成と配布、丸善とのおすすめ本コーナー、図書館展示企画、橋爪駿輝さんをお招きした講演会「本をめぐる冒険」、図書館西尾市岩瀬文庫の職員さんに講師をお願いした「和装本講座」ならびに大学コンソーシアムせとでの学生による和装本講座を実施しました。

様子

所感

C棟食堂「SWEETS MAGIC Lab.」& 丸善 南山キャンパス店とのコラボメニュー開発、おすすめ本コーナーの設置

C棟食堂「SWEETS MAGIC Lab.」「丸善 南山キャンパス店」とのコラボレーション企画として、コラボメニュー、おすすめ本コーナーの企画と販売を行いました。「ミステリードーナツ」として商品を開発し、丸善様にはNRLメンバーおすすめのミステリー小説コーナー「君たちはどう読むのか」を設置していただき、2023107日(月)~大学祭期間での販売を行いました。

このコラボレーションには「読書の秋」「食欲の秋」にどちらの楽しさも再発見してもらうことで読書活動の啓発を行うという目的があります。販売期間の中で、多くの方にコラボメニュー、おすすめミステリ小説を楽しんでいただき、かつSNSでも多くの好評をいただきました。

橋爪駿輝様講演会「本をめぐる冒険」 

2023年1122日(水)に、小説家「橋爪駿輝」様をお招きした講演会「本をめぐる冒険」を、R46教室にて開催しました。

講師の橋爪駿輝さんは、小説家、監督、脚本家と幅広く活動されていらっしゃり、『それでも、ハッピーエンド』はYOASOBI「ハルジオン」の原作小説となっています。講演会ではご自身の読書体験、就職活動、また、文学と音楽の融合等幅広くお話を伺うことができました。

講演会後はご著書『スクロール』『さよならですべて歌える』の販売とサイン会を実施し、多くの参加者が橋爪駿輝様と交流しました。

図書館展示「こんなところにも?ブラウジングコーナー以外のNRLおすすめ本!!」

2023年102日(月)~1020日(金)ライネルス中央図書館1F展示エリアにて、「こんなところにも?ブラウジングコーナー以外のNRLおすすめ本!!」を開催しました。

「ブラウジングコーナー」以外にも面白い本があること、またその本が注目されるきっかけを作るため、企画を行いました。

企画から展示までの全てを行い「本を紹介するPOP」と「本」を、どのように展示したら良いか何度も試行錯誤を重ねました。

イベント開催時にはPOPのメッセージに足を留める学生の姿を見ることができました。

西尾市岩瀬文庫様による「和装本講座」 

1月17日にR46教室で和装本作り講座を開催し、西尾市教育委員会 文化財課の青木眞美様を講師にお迎えしました。また、同課で西尾市岩瀬文庫に勤務する本学人文学部 日本文化学科卒業の上野 加耶子さんやボランティアの方々にもお手伝いいただきました。

和装本の作成には、様々な工程があります。

まず、たくさんの柄の和紙の中から、表紙と裏表紙用の和紙を選びます。和紙には独特の風合いと美しさがあり、選ぶ和紙によって雰囲気の異なる和装本が出来上がります。

和紙を折り、でんぷん糊で貼り合わせ、目打ちで穴をあけ、こよりと糸で本を綴じる工程は細かく時間と労力がかかりますが、本学学生、学外からご参加いただいた方々は、楽しみながら作業を進め、とても美しい和装本に仕上がりました。

今回の講習で、何世紀にもわたって受け継がれてきた技術を学び、日本の伝統文化に触れることができました。先着30名での実施でしたが当日は満員御礼で、多くの方に喜んでいただけたイベントとなりました。

「大学コンソーシアム」20周年記念シンポジウム 「和装本講座」出展

「大学コンソーシアム」20周年記念シンポジウムにて、西尾市岩瀬文庫の青木眞美様にお教えいただいた方法を活かし、「和装本講座」を実施しました。

参加した小学生は「糸を通すところが難しかったけど、優しく教えてくれて、家族で和装本を作れてとても楽しかった。」と話してくれました。

当日は、シンポジウムにて講演会を行った須田亜香里様もブースに来ていただき、20名に参加いただき、各回常に満員御礼にて、大盛況の中イベントを実施できました。

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