カトリック文庫 講座
南山大学は、中部地区を含む西日本で唯一のカトリック総合大学で「キリスト教世界観に基づく学校教育」を建学の理念としています。これに呼応して図書館では、キリスト教世界観に基づく社会活動の一環として、毎年「カトリック文庫講座」を開催しています。
江戸幕府の禁教令下の1865年3月17日、浦上の潜伏キリシタンたちは完成直後の大浦天主堂(長崎)を訪れました。彼らはフランス人宣教師ベルナール・プティジャン神父に「われらのむね、あなたのむねと同じ」と信仰告白し、「サンタ・マリアのご像はどこ?」と尋ねたと伝えられています。奇しくもこの歴史的な「信徒発見」から150年目にあたる2015年に、第1回カトリック文庫講座「信徒発見150年」の開催に漕ぎ着け、その後コロナ禍の2020年を除き、毎年キリスト教にかかわるさまざまなテーマを基に講座を開催しています。
2019年度第5回カトリック文庫講座
「ローマの地下世界に魅せられた研究者たち」より
2017年度第3回カトリック文庫講座
「『母なるもの』のまなざし」より