南山大学から海外へ 留学体験記
【2022年秋派遣】Zuyd University of Applied Sciences(オランダ)へ交換留学
氏名 | 児玉 達典 さん |
---|---|
学部/学科 | 外国語学部 英米学科 |
留学先大学(国・地域) | Zuyd University of Applied Sciences(オランダ) |
派遣時期 | 2022年秋派遣交換留学 |
私は2022年9月~2023年2月まで、オランダのZuyd University of Applied Sciences に留学していました。同大学を留学先に選んだ理由として、オランダはオランダ語が公用語としてありつつも多くの国民が高い英語力を有しており、第二言語として英語を使って生活するのに最適であったこと、自身がゼミで専攻している内容とは違う分野を学びたいと考えており、同大学でコミュニケーション分野を学べることが大きかったです。留学準備に関しては、海外渡航自体が初めてだったこともあり、様々な苦労がありました。時間はかかりましたが、分からないことがあれば自分から積極的に問い合わせをしたり、同大学に留学した先輩学生に助けを頂いたりして、何とか無事に渡航することが出来ました。
留学中は前述のとおり、コミュニケーション学を主に学びました。コミュニケーション学の授業はLessonとWorkshopの2種類に分かれており、毎週、Lessonで学んだ基礎的な知識や論理をWorkshopの授業や課題で実践的に活かしていくといった流れでした。コミュニケーション学の基本的な知識やそれの活かし方を学びつつ、グループワークやプレゼンテーションの経験を積むことが出来たこと、また、授業を通して友達の輪を広げられたことも、とても貴重で有意義な経験となりました。
留学中に苦労した点としては、事務的な不手際に直面する機会が多かったことです。例えば、授業や大学のポータルサイト、学期中に行われる中間テストに日本人留学生だけ登録されていなかったり、銀行口座開設に必要な書類が店舗や人によって言い分が違ったりしたことです。日本で当たり前に受けられるサービスは海外では当たり前とは限らないことを、身をもって学ぶ機会になりました。これらのどれも自分から積極的に問い合わせをすれば解決できる問題だったので、もし留学中に分からないことや不安なことがあれば、何回でも問い合わせすることをお勧めします。
最後に、自身はこの半年間の留学を通して様々なことを経験し、学ぶことが出来ました。異国の地で一人で生活をし、一から対人関係を作り、勉学に励むということは、学生の間の留学でしか出来ない体験だと思います。もし留学に行くか悩んでいる、少しでも興味がある方はぜひ前向きに検討してみてください。