南山大学から海外へ　私が留学する理由

専門分野の講義を自分の母語以外の言語で受講する経験を通じ、知識の深化や語学力向上に加え、コミュニケーションやプレゼンテーションの能力も伸長させることができます。

南山大学の交換留学協定校は世界中にあり、その中には世界トップレベルの大学も名を連ねています。様々なバックグラウンドを持つ学生とともに学ぶ中で知的好奇心が刺激され、世界の問題や取組みにより強い関心を持つようになるでしょう。また、日本の問題や文化、魅力に目を向けるきっかけにもなるはずです。

異なる文化や価値観を持つ人たちと出会うことで、「常識」や「当たり前」は人によって違うことに気づくでしょう。自分の「常識」が通じない環境で生活する中で、視野が広がり様々な考え方を理解できるようになるとともに、一人ひとりの価値を認め合い、互いを尊重することの大切さにも気づくはずです。その考え方はまさに南山の教育モットー「人間の尊厳のために」でもあります。多様な文化や考え方があるからこそイノベーションが生まれ、私たちの豊かな生活に繋がっています。違う見方や考え方、信念を持っている人々がそれらを共有し、一緒に真理を探求することができれば、世界はもっと良くなるかもしれません。

日本とは異なる環境で生活し学ぶ中で、壁にぶつかったり、挫折することもあるでしょう。留学においては、そういった状況をひとつひとつクリアし、前に進んでいかなくてはなりません。困難を乗り越える経験を通じ、失敗を恐れることなくチャレンジする精神力や柔軟性、問題を自分自身で解決できる力が身につくはずです。留学で得た自信や適応能力をもとに、可能性や視野をさらに大きく広げることができるでしょう。