南山大学から海外へ 留学体験記
【2023年春派遣】Wenzao Ursuline University of Languages(台湾) へ交換留学
氏名 | 松山 菜津 さん |
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学部/学科 | 国際教養学部 国際教養学科 |
留学先大学(国・地域) | Wenzao Ursuline University of Languages/文藻外語大学 |
派遣時期 | 2023年春派遣 |
私は、親日国家と言われる台湾と日本の関係性を学んでみたいと思い留学を決め、留学中にはアジア諸国の関係性についての授業などを受講していました。せっかくなら南山大学では学べないことも勉強してみたいと思い、日本のアニメについての授業も履修しました。
文藻外語大学では留学生であっても全学部の授業を履修することができ、台湾人と一緒に学ぶことができたため、台湾人の日本文化への関心の高さを感じることができました。また、1日2コマ中国語の授業を週5日間受講していました。毎日授業で新しいことをインプットし、学んだことを実際に日常生活でアウトプットできる環境があることは留学ならではのメリットだと感じています。
日常生活で一番驚いたことは、学外ではほとんど英語が通じないことです。中国語初心者だった私は、文化が違う上に言語も通じないため、初めは何をするにも時間がかかり、苦労しました。しかし、何事も経験だと思いその苦労も楽しむことで、一つ一つできることが増えていき、毎日がより楽しくなっていきました。
留学生活において不安な要素の一つに人間関係があると思います。知らない土地でゼロから人間関係を築いていくことになりますが、自分から積極的にコミュニティーを見つけにいくことが大切だと感じました。私の場合は日本語ボランティアを通して台湾人の友達がたくさんでき、彼らにたくさん助けてもらいました。他の留学生とはクラスなどを通して仲良くなり、一緒にご飯を食べたり、アパートのロビーで勉強したり、旅行に行ったりと、思い出を作ることができました。知らない土地に一人で飛び込むことは勇気のいることですが、自ら動くことで充実した留学生活を送ることができると思います。
最後に、留学生活は楽しいことばかりではありませんでした。悩んだり、投げ出したくなることもたくさんありました。それでも私は留学したことを後悔したことは一度もありません。自分の目標を実現させるためには自ら動くしかありません。留学に限ったことではないですが、もしも、皆さんに少しでも挑戦したいことがあるのなら、「まずはやってみる」気持ちを持つことをお勧めします。