南山大学から海外へ 留学体験記
【2024年春派遣】Newcastle University(イギリス)へ交換留学
氏名 | 桒山 咲月 さん |
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学部/学科 | 外国語学部 英米学科 |
留学先大学(国・地域) | Newcastle University |
派遣時期 | 2024年春派遣 |
私は大学2年生の1月末から3年生の6月末まで、イギリスのNewcastle Universityへ交換留学に行きました。語学留学ではなく学部留学がしたかったこと、4年間で卒業するために単位認定制度が利用できる留学がよかったことから交換留学を選び、ヨーロッパ圏で留学したかったこと、英語を母国語とする国で生活したかったことからイギリスを留学先として選びました。
大学入学当初は2年生の夏から1年間留学に行くことを目標としていました。しかし、授業や部活、アルバイトが忙しく語学スコアの取得が間に合わなかったため、2年生の冬からの半年間の留学に目標を変更しました。大学が提供しているIELTS対策講座を受講するなどして対策しIELTSを受験、必要スコアを取得して学内選考に応募しました。
留学中は交換留学生向けの授業に加え、国際政治学や国際関係学などを学んでいました。交換留学生向けの授業では、レクチャーとディスカッション形式でイギリスの文化や社会、文学について学びました。受講する全員が留学生ということもあり、イギリスだけでなく様々な国と地域の文化、慣習についてお互いに共有し合う時間となり、新たな価値観に気付かされました。国際政治学や国際関係学の授業も同様にレクチャーとディスカッション形式の授業でしたが、より専門性が高く、南山大学でも受講したことのない内容だったため、知識不足により困難に陥りました。予習・復習に時間をかける、わからない部分はグループメンバーに尋ねる、教授にアポイントメントを取って個別で相談に乗ってもらうなどして、足りない知識を補いました。その結果、授業の理解度が上がっただけでなく、知識が増えるにつれて自分の意見を主張できるようになり、ディスカッションにも積極的に参加できるようになりました。
学業以外にも、オリエンテーションで仲良くなった友人と市内のカフェやバーで交流したり、国内・国外を旅行したりするなど、多くの経験をしました。約半年間の留学でしたが、土日休みやイースター休暇を利用して12か国ほど飛び回りました。このように、異文化に触れる機会を増やすことを目的に、様々な価値観や背景を持つ人々と交流しました。その結果、自分とは異なる意見・価値観を尊重することの重要性を学び、また主体的に行動する力を身につけられたと感じています。
現在はNaSIPのメンバーとして南山大学の留学・グローバル化促進のために、国際センターの教職員の方々と協働して留学関連イベントの企画・運営やインスタグラムを活用した広報活動などを行っています。今後も留学経験を活かし、これから留学に行く学生のサポートをしていきたいと考えています。この留学体験記やNaSIPから発信された情報が皆さんの留学のお役に立てば嬉しいです。