留学は人生で最高の経験でした。時々、海外の学生と日本の学生たちが集まるにぎやかな寮生活を思い出します。一緒に勉強をしたり、料理を作ったり、金曜日の大変なテスト明けの土曜日の朝にのんびりしたり。新型コロナウイルスの影響で留学期間が短くなってしまったことがむしろ、あの時間が特別だったことを実感させてくれていると思います。常に新しい環境と南山大学の素晴らしいプログラムに馴染んでいくことが必要で、それが私たち学生のコミュニティの結びつきを深めたのだと思います。渡日前から、COILでつながった南山大学のパートナーが現地でのおすすめの場所を紹介してくれたり、異文化による誤解や、よくやってしまう間違いについて教えてくれました。そのおかげで、日本に行く準備は順調で、まるで昔の友人に会いに行くような感じでした。新型コロナウイルスの感染が拡大し、プログラムの途中でアメリカへの帰国準備をし、みんなにさよならを言わなければなりませんでした。予定より早い帰国はとてもつらく悲しかったですが、南山大学で過ごしたあの短い時間は本当にかけがえのないものとなりました。